ブロックチェーンゲームに必要なもの・注意点
- 更新日:03/14/2024
- 公開日:03/07/2022
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この記事を要約すると…
- NFTゲームに必要なものはMetamaskをはじめとしたウォレットと暗号資産取引所の口座
- 暗号資産の取引口座はGMOコインがおすすめ
- イーサ(ETH)を送金したりする場合、ウォレットアドレスの入力ミスなどによる送金ミスが発生しないように必ず注意する!
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは?
『NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)』とは、その名の通り『ブロックチェーン』を利用したゲームです。
ブロックチェーンとは、中央管理者のいない自律分散システムで、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる技術です。
その特徴は以下の通りです。
- データの改ざんができない
- 公明で透明性のある取引
- 取引記録、データが消去できない
- 全体のシステムダウンが起きない
これをゲームに利用した場合、以下のようなメリットがあります。
ゲームの資産が消えない
ゲーム内で得た通貨、アイテムはブロックチェーン上に記録され、消えることはありません。
別のゲームへアイテムを転送できる
これまでは、ゲームのデータベース上にしか記録されていなかったゲーム内のアイテムでも、ブロックチェーン上にトークンとして記録することで、暗号資産と同様に外部のウォレットやゲームへと転送できます。
アイテムを売買できる
トークンとして、仮想通貨と同様に管理できると同時に、売買も可能です。
「ゲームで稼ぐ」、「遊んだ時間が資産になる」ことが現実となるところが、まさに従来のゲームとは一線を画すところであり、NFTゲームの大きな魅力です。
取引、確率に透明性がある
アイテムの取引の履歴や、数量、排出の確率等は全てブロックチェーン上に記録されるため、運営会社やユーザー間での不正取引が行われません。
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)に必要なもの
1.『GoogleChrome(グーグルクローム)』をインストールする
『GoogleChrome(グーグルクローム)』とはGoogleが無料で提供しているWEBブラウザです。
PCからNFTゲームをプレイする方はこの『GoogleChrome』をインストールする必要があります。
なぜならばGoogleChromeを介して、後述の『暗号資産ウォレット』とゲームアカウントを連携することをゲームから求められるからです。
GoogleChromeのダウンロードはこちら
次に、連携する『暗号資産ウォレット』とは何かを説明します。
2.『MetaMask(メタマスク)』をインストールする
『MetaMask(メタマスク)』とは、イーサリアム系の暗号資産(仮想通貨)を保管するウォレットです。イーサリアムに連動するサービスを利用するために必須となる”財布“のようなものです。
NFTゲームはイーサリアムを基盤としたゲームが主流です。そのため、この『メタマスク』と前述の『GoogleChrome』を連携させることにより、ゲームへの課金や、ゲームで得た報酬を別のゲームやマーケットへ転送することが可能になります。
『メタマスク』にはPCから接続する「ブラウザ版」の他にスマホアプリから接続する「アプリ版」もあります。
iPhoneユーザーの方は「App Store」、Androidユーザーの方は「Google Play」で『メタマスク』をインストールすることができます。
このメタマスクというウォレットを持たないままゲームをプレイすることも可能ですが、NFTゲームのほとんどは課金の形式が仮想通貨となっているため、ウォレットを所持しないままゲームをプレイすると、いざ課金したくなった時に課金ができません。
未課金で遊べるゲームもありますが、始めにゲームを遊ぶための、キャラクターやアイテムを購入することが前提となっているゲームもあったりします
また、報酬として得た仮想通貨やNFT等をゲーム外へ転送する際にも、このウォレットを介する必要がある場合があります。
したがって、ウォレットを持たずにゲームを遊び続けても、そのゲームで得た報酬はそのゲーム内でしか使用できません。これでは普通のゲームを遊んでいるのとほぼ変わらない状態です。
『MetaMask(メタマスク)』の「アプリ版」と同様にスマホアプリで遊べるNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)も増えてきています。アプリ版のゲームには、ウォレット機能が内蔵されているゲームや、『MetaMask(メタマスク)』以外の『ウォレットアプリ』と連携するゲームがあります。
スマホアプリで遊ぶ場合は1.2の『GoogleChrome』『MetaMask(メタマスク)』を事前に準備する必要はありません。その場合、後述する3.4の手順における『MetaMask』を全て『アプリ内蔵ウォレット』へと置き換えてご理解ください。
『MetaMask(メタマスク)』のインストールはこちら
これで『ウォレット(財布)』の準備はできました。次はそこに入れる『お金(暗号資産)』について説明します。
3.暗号資産(『イーサリアム』)を購入する
『イーサリアム』とは暗号資産(仮想通貨)の中で2022年2月時点で時価総額2位となっている、ビットコインに次ぐ知名度と時価総額を持つ暗号資産です。
また、イーサリアムは仮想通貨であると同時に、分散型アプリケーションプラットフォームであり、多くのNFTゲームがこのイーサリアムのブロックチェーン上で動いています。
そのため、NFTゲームへの課金は主にイーサリアム(ETH)で行うこととなります。
『イーサリアム(仮想通貨)』を購入して、前述の『メタマスク(ウォレット)』で管理する。
そして『GoogleChrome』でゲームと連携させて課金をする、またはゲームの報酬を『メタマスク』へ転送する。といった流れになります。
では、肝心の『イーサリアム』どこでどうやって購入すればよいのでしょうか?
4.暗号資産取引所の口座を開設する
『暗号資産取引所』とは日本円を入金することで、取引所または暗号資産を持っている他のユーザーと暗号資産の取引をすることができる場所です。
『取引所』で購入した暗号資産(イーサリアム)を、取引所口座から『メタマスク』へ送金することで、ゲーム内でアイテムやポイントを購入することができるようになります。
オススメの取引所は国内大手の『GMOコイン』です。
- スマホアプリも充実
- イーサリアム(ETH)も取り扱い
- アプリ、WEBサイトのデザイン、UIがシンプルで見やすい
- 国内最大級の取り扱い通貨
- 送金手数料が無料
上記多数のメリットから、知名度、使いやすさ、信頼度が高く、初心者におすすめの取引所となっています。
以上でNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)を遊ぶために必要なものは整いました。
あとは自分が楽しめそうなゲームを選んでアカウントを作成するだけです。
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)を始める際の注意点
1.送金ミスに注意する
暗号資産や、アイテムを転送するときは必ず転送先のウォレットのアドレスが求められます。
ここで送り先のウォレットアドレスを間違えてしまうと、間違ったアドレスのウォレットへと転送されてしまい、誤転送してしまった資産は取り戻すことはできません。
初心者の方はやってしまいがちなミスなので、別のウォレットに転送するときは、転送先のウォレットアドレスが正しく入力できているか、必ずよく確認してから行うようにしましょう。
ウォレットアドレスの入力が必要な場合は、自分で入力するのではなく必ずコピペでアドレスの入力をするように徹底しておきましょう!
2.必ず稼げるとは限らない
課金して購入したアイテムを売るときに、そのアイテムが購入した値段より高くなっている可能性もあれば、逆に低くなっている可能性もあります。
ゲーム内の環境でアイテムの評価は変動するので、その価値もまた変動します。
加えて、ゲームの内部の環境に限らず、ゲーム自体の価値やゲームと紐づいた暗号資産の価値等も変動するため、ゲームの内部、外部の環境で遊んでいるゲームの通貨やアイテムが高騰したり下落してしまう可能性もあります。
ゲームが人気になれば、そのゲーム内の資産の価値はあがるでしょうし、そのゲームの中で人気なアイテムならば、さらに価値が高くなっているでしょう。ですが、その逆もあり得るということです。
あくまで「ゲーム」ということを忘れずに、「稼ぐ」というより「遊ぶ」ことを初めは一番の目標に楽しんだ方が、後悔することはないと思います。
まとめ
この記事のおさらい!
- NFTゲームに必要なものはMetamaskをはじめとしたウォレットと暗号資産取引所の口座
- 暗号資産の取引口座はCoincheckがおすすめ
- イーサ(ETH)を送金したりする場合、ウォレットアドレスの入力ミスなどによる送金ミスが発生しないように必ず注意する!